おまけ




「エピローグ」で、「真のエンディング」を迎えたのに、まだ続きがあるのか?

はい…。懲りずに、「おまけ」を、ご紹介します・・・。



1.「アーケード版」の「25階」には、宝物がある?




根拠の無いデマや噂に振り回されたのは、ファミコンユーザーだけではなかった!!


「アーケード版」のドルアーガの塔では、「25階に隠された宝物が存在している」という噂が絶えませんでした。
そのため、数多くの怪情報が流れ、ゲーマーが宝探しに奔走していました。

地域によって、噂の内容に違いがあるようですが、私の地元では、以下の2種類が情報として流れていました。


「ゴールドアーマー」

 呪文を何回受けても死なず、防御力がゲーム中で最大になる?

 52階で入手できるブルーアーマーの存在理由が、否定されるのでは?という反論が多く聞かれた。


「ゴールデンブーツ」

 ギルの歩くスピードがさらにパワーアップする?

 ジェットブーツで十分だし、あれ以上、速くなったら、ゲームとしてプレイ出来るのか?という疑問が多く聞かれた。


アーケード版の場合、当然、お金がかかってくる話であり、噂の真偽を確かめるべく、
「お金をつぎ込んだゲーマー」も多かったことでしょう。


この件は、後日、開発元より正式な発表があり、「25階には宝物はありません」という内容が公表されました。


ところが、発表があったのにも関わらず、一部のゲームマニアが、アーケード基板に実装されているROMデータを解析し、
調査したところ、プログラム上、「ジェットブーツ」がデータとして入っているが、「宝物の出し方がプログラミングされていない」ことを
突き止めたようです。

ネット上では、この情報が主流ですが、本当なのでしょうか?

アーケード版の25階の宝物の噂が、どのような経緯で全国的に広がっていったのかは不明ですが、
「インカムを狙ったものだとしたら、かなり大きな問題」だと思います…。そんなことは無いとは思いますが…。


いずれにせよ、興味深い話です。

ちなみに、ファミコン版の25階の宝物は、「エンプティボックス」となっており、「中身は空」となっていますが、
「裏ドルアーガ」だけの場合で、表面の場合、「宝物はない」となっています。



2.「表面」の「25階」に宝物はあるのか?




ファミコン版の話に戻ります。

「裏ドルアーガ」では、「エンプティボックス」となっており、「中身は空」ということなので、
宝物の出し方が、「プログラミングされていない」と考えられ、「出し方は存在しないが、中身は空」だと推測されます。

限られたメモリスペースのため、宝物の定義は、「表面」でも「裏面」でも差異は無いと考えられます。



3.「表面」の「55階」に宝物はあるのか?




「裏ドルアーガ」では、「エンプティボックス」となっており、「中身は空」ということなので、
宝物の出し方が、「プログラミングされていない」と考えられ、「出し方は存在しないが、中身は空」だと推測されます。

限られたメモリスペースのため、宝物の定義は、「表面」でも「裏面」でも差異は無いと考えられます。

これもまた、25階と同じ考え方だと思われます。



4.「59階」に宝物はあるのか?




25階と55階の宝物は、「裏ドルアーガ」では、「エンプティボックス」となっており、「中身は空」となっているため
表面では、宝物の出し方が「プログラミングされていない」だけで、中身は同じものと推測できました。

ところが、59階の場合、「表面」でも「裏面」も、宝物は出現しません。

果たして、宝物は存在するのでしょうか?

これもまた、25階や55階と同様に、
宝物の出し方が、「プログラミングされていない」と考えられ、「出し方は存在しないが、中身は空」だと推測されます。



5.「60階」に宝物はあるのか?




これもまた、59階と同様に、
宝物の出し方が、「プログラミングされていない」と考えられ、「出し方は存在しないが、中身は空」だと推測されます。

59階と60階の場合、両方とも、宝物の出し方が存在しないため、
どんなに頑張っても、宝物が出現しないように、ソフトが作られていると考えられます。



6.「255階」の「ドルアーガの塔」って、本当に、「255階」なの?




勘の鋭い人ならば、気づかれた方も多いと思いますが、「ファミコン版」の「ドルアーガの塔」のフロアデータは、
1バイトのデータで構成されていると考えられます。1バイトということは、実際には、256種類の表現が可能です。

そうなってくると、「255階」に対して、フロアが1つ不足してしまいます。でも、ゲーム中には、「P6」というフロアは出てきませんよね。

恐らくは、プログラム上には存在するけど、通常のプレイでは出てこないフロアが存在すると考えられます。

「P5」は、16進数で、「FF」であるため、「255」であることは正しいです。しかし、「P6」は存在しませんでした。
「P5」の次のフロアは、十字キーの上を押すと、「フロア1」に戻りました。「255」の次が、「1」になる・・・!?

・・・ま、まさか!?

そうです。その通りです。プログラムで強制的に飛ばしていますが、恐らくは、「255」と「1」の間に、「0」が存在するはずです・・・。

つまり、ドルアーガの塔には、「フロア0」という「地下1階」が存在するはずなのです!!

そして、ここまでお読み頂いた方ならば、「フロア0」にいるであろう敵キャラクターは、容易に想像がつくはずです。

「地下1階」には、どんな敵キャラがいるのでしょうか?

ヒントになるであろう画像を、以下に紹介します。
(C)NAMCO

お分かりになりましたでしょうか?

正しくは、「255階」ではなく、「256階」「ドルアーガの塔」だったのです…。



7.「フロア0」は、本当にあるの?




理論上、存在するはずです。

しかし、通常のプレイ方法で出現させるのは、「不可能」です。
また、仮に出現させることができたとしても、プレイ可能であるかどうかは、「不明」です。




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